部落差別(同和問題)について
部落差別(同和問題)とは
部落差別とは、同和地区、被差別部落などと呼ばれる特定の地域出身であることや、そこに住んでいることを理由に、結婚を妨害されたり、就職や日常生活の上で様々な差別を受けたりするという、日本固有の重大な人権問題です。
誰にとっても無関係ではない部落差別
「部落差別を知らない人にあえて教える必要はない。そっとしておけば自然に解消する」という考え方があります。しかし、明治政府による解放令後も差別は残り続け、今ではインターネット上で差別情報があふれています。(寝た子を起こすな論の誤り)部落差別は差別される人の問題ではなく、差別する私たちの問題です。部落差別を解決するには、自分自身のこととして「差別しない、差別を許さない」という正しい知識を持って行動することが大切です。
部落差別は具体的にどんな形で現れるのか
「結婚相手のこと、ちゃんと調べた方がいいよ」
結婚の際、身元調査をされたり、出身地を理由に差別を受けたりする。
「あなたはどこで生まれ育ちましたか」と、採用試験の面接でたずねられる。
就職の際、出身地を理由に不採用になったり、職場で不公平な差別を受けたりする。
「〇〇△△は部落出身者だ」と落書きされたり、インターネットに書き込まれたりする。
インターネットの匿名性を悪用し、同和地区を誹謗中傷する差別的な書き込みをされたり、
同和地区の地図や写真などが掲載されたりする。
「マンションを建てるには、この地域は不適当ですよ」と避けられる
都市開発やマンション建設に際し、特定地域での差別調査が行われたり、不動産売買において、同和地区の物件を忌避するという土地差別が行われたりする。
部落差別の相談、啓発資料の貸し出し
福井県人権センターでは、人権問題に関する相談、DVD・書籍の閲覧・貸し出し、相談員による出張研修を行っています。
部落差別の啓発チラシ、ポスター
部落差別の正しい理解のため、県が作成したチラシ、ポスターをご活用ください。
部落差別の解消の推進に関する法律
部落差別を解消するため、2016年(平成28年)12月16日に「部落差別の解消の推進に関する法律(部落差別解消推進法)」が施行されました。
国(法務省)、県のリンク
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