最終更新日:2016年3月28日

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平成31年第1回定例会 提案説明

 平成31年第1回定例会 提案説明 

 平成三十一年 第一回町議会定例会 町長あいさつ

 本日ここに、平成三十一年第一回永平寺町議会定例会が開催されるにあたり、町政運営に関する所信の一端を申し述べるとともに、今回ご提案いたします議案等の概要についてご説明いたします。
 朝の寒さは厳しいものの、陽だまりの温かさには春を感じる季節となりました。
 議員各位におかれましては、ご壮健でご活躍のことと、心からお慶び申し上げます。本定例会のご案内をさせていただきましたところ、ご多忙の中、ご参集賜り、厚くお礼申し上げます。

 さて、平成最後の年、新しい時代の節目を迎えた我が国の経済情勢は、一部報道によりますと、平成三十年十二月に「景気回復期間が戦後最長となったとみられる」との見解が示されたところでございます。総括判断は、緩やかに回復していると見込まれています。今後、雇用・所得環境の改善が続く中、各種政策の効果もあって緩やかな回復が続くことが期待をされますが、本年十月に消費税率が十パーセントに引き上げとなることによる経済への影響が懸念されるところであり、本町としましては、経済状況を注視しながら、引き続き事業の選択と集中を行い、限られた財源の中で、より効率的で効果的な政策の展開が必要になるものと考えているところでございます。
 国におきましては、少子高齢化を「乗り越えなければならない最大の壁」と位置づけ、幼児教育・保育の無償化をはじめとした全世代型の社会保障制度への転換を行うこととしております。
 こうした中、すべての人が豊かな人間性を育み生きる力を身に着けていくとともに、社会全体で子供や若者を育成・支援し、年齢や障害の有無等に関わりなく安全に安心して暮らせる「共生社会」を実現することが、国や地方に課せられた共通の課題です。
 今後も、国や県、関係機関との連携を強化し、地域の課題に取り組むとともに、産業界や金融機関、大学などとの連携をさらに強め、地方創生や地域経済の活性化に取り組んでまいります。
 町政運営の基本は町民との対話にあります。引き続き、町民の皆様との対話の機会を増やし、本町の魅力や可能性を余すことなく引き出し、「めぐる感動 心つながる清流のまち えいへいじ」の実現に向けて、全力で取り組んでまいります。

 次に、第二次永平寺町総合振興計画の着実な推進に資する施策につきまして、七つの基本計画ごとにご説明申し上げます。
 
はじめに「豊かな人間性と文化を育む、ゆとりに満ちた人づくり」についてでございます。
 子育て支援の充実につきましては、松岡福祉総合センター内に設置しております「松岡児童クラブ」が大変手狭であることと、松岡小学校より離れており、下校時の児童の安全を確保するための環境整備としまして、本年十月に向けて松岡小学校内に移転、供用開始する旨(むね)を利用者にご説明し進めてまいります。
また、これまで開催してまいりました幼児園・幼稚園施設再編検討委員会より三月末に答申を受ける予定となっており、平成三十一年度は次の段階に進んでまいります。
国の少子化対策としての幼児教育無償化の対応や、気がかり児を養育する保護者の方の子育ての悩みや不安を解消し、子どもの健やかな成長を促(うなが)す「子ども発達相談事業」にも取り組んでまいります。

 次に、生涯学習の充実につきましては、公民館活動を中心とした公民館講座、自主サークル活動の活性化を図り、老若男女、町民誰もが集う公民館づくりを目指してまいります。
予(かね)てより整備を進めてまいりました「松岡公民館」は本年四月に竣工し、公民館事務所のある二階に音楽やダンスなど、若者から高齢者まで幅広い年齢層の多種多様なニーズに対応するため「多目的フロア」を設け、今まで以上に町民の集う場としてご利用いただけるよう努めてまいります。
また、松岡地区の歴史・文化など地域性を持たせ、明るく綺麗になった松岡公民館を気軽にご利用いただくため、新しい講座や教室などを企画し、文化芸術の振興に更に取り組んでまいります。

次に、生涯スポーツの推進につきましては、 昨年開催しました福井国体・障害者スポーツ大会を契機として、町民がスポーツの素晴らしさを実感し、楽しいスポーツを通じて、さらに健全な心と体の育成と維持を図るよう取り組んでまいります。
障害者スポーツ大会では、永平寺町で開催されたグランドソフトボールの競技運営に協力していただいた町民の方が本町のスポーツ団体に対して、障害者スポーツ普及のために活動しようと呼び掛けられました。町(まち)ではこの自主的な行動と協力連携し、障害者スポーツの普及に努めてまいります。

次に学校教育環境の充実につきましては、「子どもたちにとってより良い教育環境」を目指すため、小・中学校の適正配置を検討してまいります。平成三十一年度は、現在の小中学校の現状及び今後少子化による児童生徒の減少等を踏まえ、「これからの永平寺町を担う児童生徒のために学校教育はどうあるべきか」をテーマとして町民の皆様の理解を得ながら取り組んでまいります。
また、現在、教職員の日々の忙しさから児童生徒の声を充分に聞き取れていないことが、いじめ・不登校対策などに影響があるといわれております。平成三十一年度は、まず中学校三校で二学期制を試行し、生徒と向き合う時間を確保し「温かい学校づくり」を進めてまいります。

次に、「健康で心がふれあう やさしいまちづくり」についてでございます。
生涯を通した健康づくりの推進につきましては、人生百年時代を見据えて健康寿命の延伸を図るため、高齢者が参加しやすい活動の場の拡大やフレイル対策を含めた健康管理に、地域や職域へも積極的にアプローチし、特定健診・保健指導により生活習慣の改善を進めてまいります。
また、現在、風しん罹患者(りかんしゃ)が増加しております。三十~五十代の男性の患者数が多く、感染が拡大した場合には妊婦(にんぷ)感染による先天性風(せんてんせいふう)しん症候群の発生率が高くなります。感染拡大を防止するため、風しん抗体検査・陰性者(いんせいしゃ)への予防接種の実施を呼びかけてまいります。
次に、地域医療体制の充実につきましては、地域包括ケアシステムの構築の一環である医療サービスの提供体制において、在宅医療の充実を図るために、「永平寺町立在宅訪問診療所」を開設いたします。福井大学の指定管理のもと、外来診療・訪問診療を行う診療所においては、医師等の育成・確保や、医療・介護の多職種連携体制の構築にも注力してまいります。

次に、「安心して安全に暮らせるまちづくり」についてでございます。
自主防災組織と連携した災害対策の充実につきましては、昨年十一月に防災知識や技術の向上、災害時の連携を図っていくボランティア団体の「永平寺町防災士の会」が発足いたしました。本町には約四百名の防災士の方がおられ、町民五十人に一人が防災士という全国でもトップクラスの防災意識の高い町となりました。災害時には、自主防災組織やボランティアなどと連携し、円滑に対応していかなければならないことから、行政との架け橋としての役割を期待できる「防災士の会」の皆様と協力して、すべての町民が、安全で安心して暮らせるよう取り組んでまいります。
また、近年の異常気象への対策の一環といたしまして、洪水ハザードマップの更新を行います。現在の洪水ハザードマップは、平成二十一年三月に作成されておりますが、平成二十七年の水防法(すいぼうほう)改正により、想定する雨量が見直されたため、国が平成二十八年六月、県は今年度それぞれのハザードマップを改正しております。これを受けまして、町の洪水ハザードマップを更新し、洪水氾濫発生時の浸水情報および避難に関する情報を提供してまいります。
町民の皆様に、ご自分が住んでいる地区の危険性を日頃から認識していただき、異常時には迅速な避難活動を開始していただくことによって、人的被害を最小限に留めることに繋げて参りたいと考えております。

次に、消防・救急体制の強化につきましては、              全国的に消防団員の減少が進む中、本町におきましても団員確保につきましては苦慮しているところでございます。 各分団員が友人等の勧誘、区からの選出、また消防団員の魅力などを発信するために、町の広報誌、募集チラシ、SNS等媒体を活用し、今後も団員の確保を図ると共に、今、必要とされている女性消防団員や、町内の二つの大学の学生を対象とした大学生防災サポーターの加入促進に取り組んでまいります。

次に、「地域の価値を高め、賑わいのあるまちづくり」についてでございます。
観光の振興につきましては、永平寺門前の整備事業が平成三十一年度をもって完了することにより、大本山永平寺だけでなく門前街を含め周辺地域が、凛とした禅の心が体感できる環境へと整います。これを機に、水と緑に恵まれた豊かな自然や歴史・文化、食といった本町の魅力を、国内外の様々な年齢層の方に合わせた、多用な媒体を用いて情報発信するとともに、町内関係団体との連携による取り組みを進め、交流人口の増加や観光振興に結び付けてまいります。
また、永平寺の宿泊施設(柏樹關)も七月末に開業が予定されていることを踏まえ、禅シンポジウムを開催し整備事業の成果として表現し、本来の目的である観光業の振興、本町経済への波及へと繋げてまいります。
更に、永平寺町の豊かな農業資源や伝統文化を生かして作られた産品の中から、永平寺町らしい地域ブランドとして認定された「SHOJIN」商品もラインナップが揃ってまいりました。今後、いろんな機会を通して町内にも浸透普及させ、さらに「永平寺町ブランド」としてイメージアップと知名度の向上に向け、全国へも情報発信してまいります。

次に、農林水産業の振興につきましては、農業者の高齢化や担い手不足等の問題が進む中で、狭小(きょうしょう)農地や鳥獣(ちょうじゅう)被害など、耕作条件の悪い中山間地の農地は取り残され耕作放棄地が増えてきております。このような問題の打開策として、自主的に果樹や木の実を植樹し農地を守ろうとしている意欲ある農業者や集落に対して勉強会や視察研修、苗木の購入補助等により「農地を守る」支援をしてまいります。
また、有害(ゆうがい)鳥獣(ちょうじゅう)対策としまして、地域での獣害(じゅうがい)柵(さく)の管理体制の強化や捕獲(ほかく)檻(おり)等の有効利用、さらには集落における意識向上の対策や、多様化する獣害(じゅうがい)被害の対策に努めてまいります。特に猿の分布調査を継続実施し、鳥獣(ちょうじゅう)被害防止計画に追加することで、集落、地域ぐるみでの対策を推進してまいります。

次に、商工業の推進につきましては、まちづくり会社を主体に関係団体等と連携しながら、町内企業へのIoT技術の導入を促進するとともに、企業の機運を高める取り組みを通して、産業の活性化に努めてまいります。
併せて、四季の森文化館を多様性と地域特性を活かした空間に整備し、地元企業との交流を通して新たなビジネスにつながるよう取り組んでまいります。

次に、「快適でうるおいのある美しいまちづくり」についてでございます。
道路網の充実につきましては、永平寺インターチェンジと永平寺口駅前ロータリーを結ぶ、永平寺インター線の整備を平成三十一年度から二カ年で用地買収を進めて参ります。
平成二十九年七月に開通いたしました中部縦貫自動車道永平寺大野道路と永平寺地区中心部のアクセス向上により、永平寺口駅を中心とした公共交通ネットワーク形成の強化を図るとともに、沿線や周辺地域の発展により、地方創生にも大いに寄与する重要な道路と考えております。

次に、公共交通の充実であります、自動走行推進事業につきましては、より実用化に近い形での長期実証実験に取り組むとともに、様々な業種における人手不足や高齢者等を含む移動弱者の対応など地域が抱える課題の解決に向けたもっと広い枠組みでのモビリティサービスのモデルケースを発信できるよう取り組んでまいります。併せて、町内交通体系の見直し、持続可能な公共交通ネットワークの構築を目指してまいります。
また、産学官連携による取り組みを促進し、子育てにやさしいまち、誰もが住みたいと感じてもらえるPRを推進してまいります。

次に、景観の保全・形成につきましては、今回の国体時に町民の皆様に取り組んでいただきました「花いっぱい運動」でご協力いただいた方々が永平寺町花の会「ハピネスフラワー」を立ち上げ、国体後も「町を花でいっぱいにしよう」という機運が高まっております。町内を花いっぱいにして美しい景観づくりをし、花づくりの輪と人の輪がさらに広がるよう支援してまいります。

次に、快適な住宅の整備促進につきましては、空き家問題が年々深刻化する中、空家等に関する対策を総合的・計画的に実施するため、「空家対策特措法(あきやたいさくとくそほう)」に基づく「空家等対策計画」を策定し、二千二十年度から空家等の利活用に対する各種補助事業を活用できる体制を整えてまいります。  
また、空き家所有者に対しましては、空き家バンク制度の周知や利活用に提供する意向を問うアンケートを実施し、これらの施策によって、空家の減少を図ってまいります。また、町内で放置された倒壊等の恐れのある空家の対策にも引き続き取り組んでまいります。

次に、上水道・下水道の充実につきましては、上水道事業では、水道水の安定供給を念頭に、引き続き漏水(ろうすい)調査を実施し有(ゆう)収率(しゅうりつ)の向上に努めるほか、水道施設台帳整備への取組や施設監視システムの更新などを行ってまいります。
また、下水道事業関連としましては、特定環境保全公共下水道や農業集落排水事業においても、既存施設の機能診断を実施し、維持管理基準策定に取組むことを予定しており、ライフライン施設のさらなる維持管理適正化に努めてまいります。

最後に、「健全な財政運営にむけて」についてでございます。
安定した財政運営の推進につきましては、引き続き効率的かつ効果的な行財政を運営していくため、行財政改革による経費削減や事務事業評価による事業の改善・見直し・推進に取り組んでまいります。
また、本年度に実施しました「家屋異動判読(はんどく)照合(しょうごう)業務」により、数多くの不突合家屋が抽出されました。平成三十一年度は、これら滅失漏れや課税漏れの疑いのある不突合(ふとつごう)家屋につきまして、税務課全職員により現地調査を実施し、固定資産税の精度を高め、更なる公平公正な固定資産税の賦課に努めてまいります。
債権管理室では、「債権管理条例」に基づき、生活再建型滞納整理を実施しており、平成三十年度中は五名に対し、生活再建相談を実施し、効果は表れております。
平成三十一年度は、生活再建相談が成果として数字で表れるような、さらなる努力を行ってまいります。

次に、効率的・効果的な行政運営の推進につきましては、上志比地区におきまして、地域づくりの拠り所(よりどころ)、災害時の拠点としての機能を更に発揮するため、上志比支所建設に着手したいと考えております。昨年改築した振興センター施設との連携をはかり、支所を上志比地区の防災拠点とすることとしております。
また、現在未利用となっている上志比中央プールを解体後、造成することで小規模宅地を生み出し町民の定住化と、土地の有効活用を図りたいと考えております。

以上、申し上げてまいりました主要施策を遂行するため、本定例会にご提案いたします議案等についてご説明申し上げます。

まず、平成三十年度永平寺町一般会計補正予算の主なものについて申し上げます。
歳出では、国の第二次補正予算に計上されましたプレミアム付き商品券事務費補助金を受け、消費税率引き上げによる影響緩和措置として行う低所得者および子育て世帯向けのプレミアム付き商品券発行事業の事前準備経費を予算化したほか、平成二十九年度障害者自立支援給付費国庫負担金および障害者医療費国庫負担金の精算に伴い返還金が生じたこと等により増額補正する一方で、福井坂井地区広域圏負担金の額の確定や普通建設事業の額の確定等により不用額を減額補正するものでございます。
歳入では、普通交付税の額の確定により増額、事業費の確定等による国・県支出金の増額および減額、財政調整基金繰入金、前年度繰越金等の減額等、合わせて二千八百八万三千円の減額補正をお願いするものでございます。

次に、平成三十年度国民健康保険事業特別会計補正予算につきまして、国保事業の適正運営を図るため、財政調整基金積立金を計上したほか、福井坂井地区広域圏負担金の額の確定による減額分を計上するものでございます。
平成三十年度永平寺町後期高齢者医療特別会計補正予算につきましては、保険料収入の増加分を広域連合に納付するため計上するものでございます。

平成三十年度永平寺町介護保険特別会計補正予算につきましては、居宅介護サービス給付費および施設介護サービス給付費等において、サービスの利用量および対象者の増による増額分等を計上するものでございます。

平成三十年度下水道事業特別会計補正予算につきましては、公共松岡処理区における下水道処理人口が増加したことにより、処理委託料の不足分を補正するものでございます。

続きまして、平成三十一年度当初予算の主なものについて申し上げます。
平成三十一年度当初予算では、「第二次永平寺町総合振興計画」および「まち・ひと・しごと創生総合戦略」を踏まえた施策の推進と、町立在宅訪問診療所の開設をはじめ、建て替えを前提とした上志比支所の解体など、老朽化施設の改修および新たなインフラ整備など、十七件の新規事業や、四件の拡充事業、三十九件の大型継続事業に重点配分したところであり、一般会計の予算総額は、八十四億六千五百二十六万円となった次第であります。歳入では、確実に収入が見込まれる、町税、地方交付税、国庫支出金、県支出金等を計上するとともに、地方債の借入れと、財政調整基金を取り崩して措置することとしております。

次に、特別会計と企業会計予算について申し上げます。
国民健康保険事業特別会計では、歳出において、療養給付費や高額医療費等を計上し、歳入において、国民健康保険税および国・県・町による公費負担等を計上し、国民健康保険事業の健全な運営を確保することとしております。
後期高齢者医療特別会計および介護保険特別会計におきましても、それぞれの事業が円滑に執行できるよう適正な予算を編成したところであります。
今回、永平寺町立在宅訪問診療所特別会計を新たに設置し、地域包括ケアシステムのさらなる充実に向けて取り組むもので、歳入において、診療収入等および一般会計繰入金を計上し、歳出では国立大学法人福井大学への指定管理料等を計上しております。
下水道事業特別会計では、永平寺地区の下水道施設全体の老朽化に備えるため、下水道施設ストックマネジメント基本計画策定業務を実施します。
農業集落排水事業特別会計では、上志比地区の農業集落排水施設全体の老朽化に備えるため、農業集落排水事業最適整備構想策定業務を二ケ年に分けて実施します。
上水道事業会計では、水道法改正により水道台帳の整備・保管が義務化されたことから、より精度の高い台帳システムの導入に向けて、町内全域を対象とした漏水調査時の情報を活用することとした、有(ゆう)収率(しゅうりつ)対策業務及び台帳システム導入業務を実施します。また、老朽化した永平寺地区の上水道監視システムの更新にあたり、緊急時や事故対応時に迅速な対応が期待できるとともに、少数人員による維持管理に対応したクラウド化システムを導入します。
その結果、平成三十一年度特別会計の予算総額は四十七億五百十万七千円、上水道事業の企業会計は、収益的支出が三億二千九百三十三万三千円、資本的支出が一億六千百五十六万五千円となった次第であります。
以上、平成三十年度永平寺町一般会計補正予算案並びに平成三十一年度当初予算案の概要について述べさせていただきました。

次に、「永平寺町行政組織条例」の制定以下、十二の案件、「福井市及び永平寺町における連携中枢都市圏の形成に係る連携協約の締結」、「永平寺町立在宅医訪問診療所の指定管理者」の案件つきましても上程の都度、詳細にご説明いたしますので、なにとぞ、慎重にご審議いただき、妥当なご決議を賜りますようお願い申し上げます。

結びに、本年は、新たな元号による新時代の幕開けの年であります。そのような中、これまでの取り組みを引き続き進めていくだけでなく、変化する社会において求められたニーズに柔軟に対応し、更なる町民福祉の向上が重要であると、強く感じております。
引き続き、七つの「笑顔の約束」を果たせるよう全身全霊で町政運営に邁進(まいしん)してまいりますので、皆様のご指導、ご鞭撻を心からお願い申し上げ、開会のごあいさつといたします。
どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

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