最終更新日:2016年2月5日

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永平寺町CM「サンドアート編」メイキング映像

永平寺町CM「サンドアート編」メイキング 映像    

永平寺町CM「サンドアート編」メイキング映像です。

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■永平寺町TVCM「サンドアート編」制作メモより

 サンドアートは、逆光に照らされた砂の陰影だけで描かれた、諧調の深さと粒子感が魅力の絵画表現です。

 CMのサンドアートはSILT(シルト)というサンドアートパフォーマンスグループが担当しました。

 SILTは2012年に船本恵太氏が結成。現在は12名のメンバーで構成。この永平寺町TVCMの制作には、メンバーの中から船本恵太氏 、黒咲いちご氏、そして横田沙夜氏、朝氏の4名が参加しています。

youtube

https://youtu.be/ysCnK334bqw


 

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事前に永平寺町内を取材して作り上げた絵コンテを元に、よりサンドアートが生える演出を構築。

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 その中で今回の映像の肝ともいえる永平寺の唐門(勅使門)の雪解けシーンが誕生しています。この砂アニメーションを作画したのは朝氏です。砂絵でどこまでのクオリティで永平寺の唐門(勅使門)を描くことができるかが、最大の挑戦でした。わずか数秒のシーンですが、作画には2日間を要しています。ストップモーション(コマ撮り)によって雪が降るアニメーションを作り上げています。細かい描写は、筆や竹串などを用いています。ライブパフォーマンスとは異なり描く手が映りこまないので、魔法のように砂が動き出す表現が魅力です。

 朝氏は、京都精華大学に在学中、大学が取り組む福井県でのボランティアプロジェクトに4年間従事した経験を持っています。

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永平寺町の人々の愛と絆とふれあいのシーンは、横田沙夜氏が、サンドアートライブパフォーマンスで描きました。実写撮影であり、いわゆるサンドアートのポピュラーな表現です。

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描く手が映りこむことで、人の温もりが感じられます。横田氏は、あたたかいぬくもりのある絵柄を最も得意としているメンバーです。撮影時間は5時間。

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えちぜん鉄道永平寺口駅の描写だけで1時間かけて描いています。横田沙夜氏は、高校在学中に学校の行事で、永平寺に宿泊して座禅を組んだ経験を持っています。

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最後に映る永平寺町のロゴマークもサンドアートです。これは黒咲いちご氏が4時間をかけて描いています。ドラゴンフレームを用いてロゴの画像をトレースして精密な砂絵を完成させています。黒咲氏は、2014年に船本氏と共に、永平寺町の文化祭でライブを行い、その際に永平寺町のマスコットキャラクターの「えい坊くん」をサンドアートで描いています。

わずか30秒の映像ですが、福井県や永平寺にゆかりのある3名のサンドアーティストが合計で約20時間かけて描いています。

なお、このCMは、船本氏が監督としてメンバーをまとめ演出し、サンドアートパフォーマンスグループSILTという一つのチームによって作られたものです。船本氏は、これまでに7回、SILTとしては10回に渡り、福井県でのライブに出演をしてきております。福井の出版社からサンドアートの絵本も出版されています。


サンドアート パフォーマンスグループSILT-clarte-公式サイト

http://www.otomeru.com/silt/

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